授業紹介

ウクライナから考える言語と文化

2026年9月25日

2026年度秋学期「地域文化論IV」の紹介。原田義也先生とともに、ウクライナの言語と文化にまつわるエピソードから、その国の姿と現代日本に生きる私たちへの意義を考えます。

ウクライナの国旗が掲げられた窓

2026年度秋学期「地域文化論IV」はウクライナについて学びます。戦火に焼かれ、煙に包まれて見えなくなっている美しいウクライナの言語と文化。その本質に迫る原田義也(はらだ・よしなり)先生の講義は、きっとあなたのヨーロッパ観を変えるでしょう。


講義の概要

本授業では、ロシアによる全面侵攻によって存亡の危機にあるウクライナという国を、言葉と文化にまつわるエピソードを通して理解すると同時に、それらのエピソードが現代日本の私たちに持ちうる意義について考察します。

授業で言及・引用するエピソードは、講師自身の文学的関心をベースにしているため、必ずしも包括的なウクライナ像を提起するものではありません。しかし、「体験」や「感覚」を重視しながら、受講生の皆さんにも議題を「自分の問題」として肌で感じてもらえるような進行を心がけます。

全14回の講義を通して、受講生の皆さんの中にウクライナを見つめる新たな視点が一つでも加わるならば、講師としてこれに勝る喜びはありません。


取り上げられるテーマの例

  • イントロダクション――異文化を学ぶ三つの視角
  • 「辺境」という名のトポス――地名で読むウクライナの世界
  • 命名の論理と倫理――「分ける」ことと「分かる」
  • 「ウクライナは滅びず」――国歌誕生のルーツをたどる
  • ウクライナの詩人と神話創造――古典としてのタラス・シェフチェンコ
  • ほか

授業情報

  • 科目名:地域文化論IV
  • 担当:原田義也
  • 時限:水5(日吉キャンパス)
  • 学期:2026年度秋学期